久しぶりの更新なんですが、個人的に画像付きで覚え書きとして残しておきたいなと思ったのでここに書くことにしました。
タイトルどおりなんですが人生で初めてIMAXシアターで映画を見てきました。
デジタルシアターなんですけども。
福岡市のユナイテッド・シネマ キャナルシティ13です。
ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13 | キャナルシティ博多 | 映画館
なんせ九州にはここと鹿児島にしかIMAX上映館がないので…。
製作50周年記念として2週間限定の上映でした。
BSやDVDでは何度も見ているお気に入りの作品ですが、
これを初めてスクリーンで見るために往復6000円の特急に乗って博多まで来たのですよ。
(なお昼ごはんは博多駅でラーメンを食べましたのでラースタはお預け)
2000円のチケットを購入し、13:35より最上階の12番スクリーンへ。
ロビーのポスター。
IMAX版ポスター、構図もキャッチコピーも格好良くて好きです。
このポスター売ってくれないかなぁ。
入場前に購入したミネラルウォーターとともに指定席に着席。席はフカフカでゆったりめ。快適。
IMAXの画面でっかい。座席が急斜面。中央より後方よりの席にも関わらずスクリーンと近い。
これはSF向きですわ。すでにワクワクが止まらない。
予告編とIMAXシアターの解説、長々としたCM、上映中の注意を20分近く見せられてようやく本編へ。
余談。テレビCM的な宣伝が多いのは全国的にどこの映画館も同じなんですかね。
劇場が厳しいのはわかりますが映画館に来た身としては非常にゲンナリしますし、
CM中の音量は落として欲しいものです。
あと、IMAX版のレビューで本編開始前のリゲティでは照明が落ちないと聞いていましたが本当でした。
これじゃあ初見の方には既に上映が始まっていることがわからないだろうなぁ…。
照明が落ちていないのでビニール袋をガサガサする人もいて正直残念でした。
ああ、でもその後は素晴らしかったです。
お馴染みのツァラトゥストラはかく語りきとともに、2001:a space odyssey の文字を、
IMAXの大画面で観ただけで泣いてしまいました。思い立って博多まで来て良かったなぁと。
人類の夜明けの章には本当にチンパンジーの赤ちゃんが居たんだなぁと。(今回の上映前に初めて知った)
おそらくSF映画というジャンルの中では2001年宇宙の旅が一番好きなのですが、
本当にスクリーンで見る機会に恵まれて良かったなと思いました。
前日寝不足だったから1回目の船外作業のところとか眠くなったけど…。
で、HALの読唇術のあたりでインターミッションへ。
映画館で本当のインターミッションを経験することも少なくなったので、急いでトイレに行くこの感じすら懐かしい。
インターミッションは15分くらい。
席に戻って水を飲んだり目薬さしたり体を伸ばしたりしてたら、またリゲティが聞こえてきて上映再開です。
そのあとはあっという間。
本当に後半が楽しい映画です。もちろん前半も楽しいし、美しくて大好きですが。
改めてスクリーンで無限の宇宙の彼方へつながるシーンをフル尺で見せられると、流石に長いわと思いましたが。
エンドロールが終わっても、映倫が出ても流れ続ける美しく青きドナウがとても贅沢でした…。
余韻に浸るってまさしくこういう事だよな。なんて贅沢なエンドロールなんだ……。
もちろんエンドロール中に退席される方もちらほらいましたが、大半の方はドナウが終わるまで着席されてました。
好き嫌いの分かれる作品ですが、個人的には2000円以上の価値のあった2時間半でした。
本当に行って良かった。50周年という節目の年にこの上映を企画してくださった各関係者に感謝です。
やっぱり良い映画はでっかいスクリーンで見るほど素晴らしい。
本当に楽しかった。地元にもIMAXシアター出来ないかなぁ……。
ついでですがAmazonで先日発売されたラージジャケット版も買いました。
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これも格好良くて好き。もちろんこのジャケット目当てで買いましたとも。時計じかけのオレンジとともに。
これ用にLP盤用のフレームをポチらなければ…。