あけましておめでとうございます。
年が明ける前に書こうと思っていたけど、すっかり忘れていました。
今更ながら2019年に見た初見の映画の振り返りをしていこうと思います。
なかなか長い記事になってしまいましたがご了承ください。
このブログは丸一年放置していましたが、昨年は初めて4DXを見に行ったり、初めてDolby Cinemaで見たりした楽しい1年でした。
相変わらず新旧問わずごった煮で見た順。
斜体は公開年、印象に残った作品は太字です。
例によって個別のレビューはFirmarksを参照してください。
ろくさんの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
- アリー/スター誕生 2018
- A GHOST STORY 2017
- ザ・セル 2000
- ROMA 2018
- 夜明け 2019
- セブン 1995
- ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります 2014
- 遊星からの物体X ファーストコンタクト 2011
- ドント・ブリーズ 2016
- わらの犬 1971
- 美少女戦士セーラームーンS かぐや姫の恋人 1994
- ジュリアン 2017
- 百円の恋 2014
- 迫り来る嵐 2017
- 女王陛下のお気に入り 2018
- ルイの9番目の人生 2015
- リメンバー・ミー 2017
- ディア・ハンター 1978
- 盲獣 1969
- タクシードライバー 1976
- ベスト・キッド 2010
- ファイト・クラブ 1999
- 雨に唄えば 1952
- バリー・リンドン 1975
- ハンターキラー 潜航せよ 2018
- ミッドナイト・イン・パリ 2011
- ジェーン・ドウの解剖 2016
- サイコ 1960
- 冷たい熱帯魚 2010
- グリーンブック 2018
- マッハ! 2003
- 鳥 1963
- IT/イット “それ”が見えたら、終わり。 2017
- グレムリン2/新種誕生 1990
- 美少女戦士セーラームーンSuperS セーラー9戦士集結!ブラック・ドリーム・ホールの奇跡 1995
- おしゃれ泥棒 1966
- フリークス 1932
- ペット・セメタリー 1989
- 幸福なラザロ 2018
- カリガリ博士 1919
- 空母いぶき 2019
- 風と共に去りぬ 1939
- 頭文字D THE MOVIE 2005
- 新劇場版 頭文字D Legend1 覚醒 2014
- 新劇場版 頭文字D Legend2 闘走 2015
- 新劇場版 頭文字D Legend3 夢現 2016
- 頭文字D Third Stage 2001
- 緑の光線 1985
- ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 2017
- プロメア 2019
- パドマーワト 女神の誕生 2018
- トイ・ストーリー4 2019
- ゲット・アウト 2017
- 娼年 2018
- アメリカン・サイコ 2000
- 禁じられた遊び 1952
- レディ・プレイヤー1 2018
- ローズマリーの赤ちゃん 1968
- ライト/オフ 2016
- エルム街の悪夢 1984
- 永遠に僕のもの 2018
- ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝ー永遠と自動手記人形ー 2019
- マッドマックス 1979
- マッドマックス2 1981
- ドラゴン危機一髪 1971
- 坂道のアポロン 2017
- ボブという名の猫 幸せのハイタッチ 2016
- デビルマン 2004
- 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 2014
- 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN END OF THE WORLD 2015
- (500)日のサマー 2009
- ジョーカー 2019
- アメリカの友人 1977
- 下妻物語 2004
- ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト 1968
- キング・オブ・コメディ 1983
- ジョン・ウィック 2014
- U・ボート 1981
- ドッグマン 2018
- スティング 1973
- ジョン・ウィック:チャプター2 2016
- レオン完全版 1994
- さらば青春の光 1979
- ガリーボーイ 2018
- ドクター・スリープ 2019
- グッドナイト・マミー 2014
- 深夜食堂 2015
- ウェスト・サイド物語 1961
- 男はつらいよ お帰り 寅さん 2019
初見の作品は89本でした。
劇場公開の新作は19本、旧作のリマスター版上映などは10本くらい…?
昨年は午前10時の映画祭に結構通いました。今年度で一旦終了ということで非常に豪華なラインナップですよね。
何本か見逃してしまいましたが、時計じかけのオレンジを劇場で見ることができたのは嬉しかったです。
3月までの上映作品も見たいものが多いので時間を見つけて行きたいところです。
以下特に印象に残った作品を個別にピックアップしておきます。
2/27鑑賞:わらの犬 1971
Netflix配信版の画質が過去最高にいいマスタリングと聞いて鑑賞。
素晴らしく胸糞悪いクライムドラマ。ひたすら嫌な気分にしかならない暴力の嵐。
これを見る前に冷たい熱帯魚を見ておくべきだった、と後悔するほど出来の良い作品でした。
後日鑑賞した冷たい熱帯魚は完全に霞ました。
3/24鑑賞:盲獣 1969
江戸川乱歩原作小説の映画化。
原作とは設定や展開が異なりますが、これはこれで素晴らしい映画。
とにかく美術に圧倒されました。この時代の邦画の底力。
完全な形で具現化されたエログロナンセンスの世界でした。
4/27鑑賞:ミッドナイト・イン・パリ 2011
このピックアップ欄の唯一の清涼剤になりそうな作品。
現代の脚本家が1920年代のパリにタイムスリップする話。
なぜだかとにかくワクワクするかわいい作品でした。主演はおじさんなのにズルい。
この映画を見るとものすごくパリが魅力的な街に思えてくる。
5/3鑑賞:マッハ! 2003
ずっと見たかったタイ発ムエタイアクション作品。
この作品においては肘は槍であり膝は剣なのです。
とにかく強いトニー・ジャーの肘と膝にひれ伏すことしかできない。
7/3鑑賞:プロメア 2019
昨年夏〜秋の間の癒し枠でした。
4D版も含めて気がつけば10回以上鑑賞しました。4DXってめっちゃ楽しいんですね!!!
正直何がそんなにツボったのかいまだにわかりませんが、Blu-rayは予約済みです。
この映画のせいで何本他の劇場公開作品を見逃したことか…。
なお昨年5月公開のこの映画、恐ろしいことにいまだ一部映画館で絶賛上映中です。
7/19鑑賞:パドマーワト 女神の誕生 2018
もうこの動画をみてください。
この美しいグーマルのシーンだけで3億点くらいあります。
衣装が素晴らしくどのカットも美しいので、話がよくあるやつなんて評価はどうでもいいのです。先日Blu-rayが届きました。
9/18鑑賞:ボブという名の猫 幸せのハイタッチ 2016
清涼剤枠その2がありました。
猫かわいい。以上。いや話も良かったですが。
猫は世界平和と心の平穏の象徴。日本書紀にもそう書いてる。
生きることに疲れた全ての現代人が見るべき映画。
10/8鑑賞:ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウエスト 1968
ジョーカー飛ばしてこれです。ジョーカーもいい映画なんですがね。
でもこれが昨年見た中でぶっちぎりの1位です。本当に素晴らしい映画でした。
旧邦題は「ウエスタン」、1968年の日本公開当時にカットされた部分を付け足したオリジナル版(165分)です。
現代では化石と化した男の世界の映画です。ロマンと哀愁が固まったアンモナイトのような映画でした。
誇張ではなく「ようこそ…『漢の世界へ』…」って感じです。
もうひたすらカッコイイし面白いしか言えない。男も女もみんな見ろ。
10/10鑑賞:U・ボート ディレクターズカット版 1981
緊張感でこっちが死ぬのではってくらい素晴らしい潜水艦映画。
画面の中の酸素の薄さと汗臭さが漂ってくる名作。
ただ3時間越えの大作は映画館で見たいです。
リバイバル上映待ってます。
11/9鑑賞:さらば青春の光 1979
60年代イギリスでモッズ文化に傾倒する若者の青春の終わりを描いた作品。
ラスト15分の主人公の感情の描き方が好きすぎる。納得の名作。
そのまんますぎる邦題もまた良し。Blu-ray買おうか迷ってます。