もうすぐ梅雨ですね。
私は雨の日の夜になるととても聞きたくなるアルバムがあります。
Black Sabbath / Black Sabbath
ブラック・サバスはイングランドのロックバンドです。
1968年に結成され、2017年に活動終了した長い歴史を持つバンドです。
『黒い安息日』は1970年リリースなので、実に50年以上前に発売されたアルバム。
古すぎるだろ!って突っ込まれそうですが、古くてもいいだろ!名盤なんだから!!
「ヘヴィメタル」という音楽ジャンルの基礎となった一枚だと言われていますが、私は永遠の音楽にわかなのでそういうちゃんとした濃いお話やテクニカルなことは語れません。詳しくはGoogle先生に聞いてください。
私がこのアルバムに対して持っている感想は、シンプルで重くカッコイイ。以上です。
土砂降りの雨と雷、鈍い鐘の音から始まるこのアルバムは、まさに悪魔崇拝の儀式の幕開け……
ですが、通して聞いてみると意外と怪しげな曲ばかりではありません。
むしろジャケットのイメージのわりに、ゴキゲンな曲が多いのでは?と思うほどです。
それでも全体通してちょっと薄気味悪い印象は拭えません。
このダークな雰囲気が個人的に雨の日の夜に聞くアルバムとしてピッタリだと思うのです。
明るい背景の中央に一人佇みこちらを見ている真っ黒なローブの女性、という非常に印象的(かつ気味が悪い)ジャケットも含めてとても好きな一枚です。
収録曲
- Black Sabbath
- The Wizard
- Behind the Wall of Sleep
- N.I.B.
- Evil Woman
- Sleeping Village
- Warning
個人的なお気に入りはBlack SabbathとThe Wizard、N.I.B.、Behind the Wall of Sleep、Warningあたりでしょうか。
ていうか捨て曲が無いアルバムだと思います。
確かに1曲1曲の系統は違うのですが、不思議と雰囲気に統一感があって通して聞いた時の流れにまとまりのあるアルバムです。
Evil Womanはカバー曲なのでこれだけちょっと毛色が違う感じはありますね。
特に人気がある曲はやはりBlack SabbathとN.I.B.だと思います。
このアルバムが聞きたくなるタイミングは2つあります。
一つは前述のとおり雨の夜。
初っ端から雨音で始まりますから。
もう一つは13日の金曜日です。
なぜならこのアルバムが発売された1970年2月13日、13日の金曜日だったからです。
私はホラーやオカルト好きな方なのでわりとこういうのは気にします。
残念ながら今年の13日の金曜日は既に終わってしまいましたが(5月13日が金曜日でした)、
来年は1月13日と10月13日が金曜日のようです。
だいぶ先の話になりますが、特に秋の13日の金曜日ってなんだかすごくソレっぽくて嬉しいですね。
忘れず聞きたいと思います。雨が降っていると尚最高なのですが……。