spiral staircase

趣味の備忘録

第1回 TOEIC受験記録

7月23日に受験したTOEIC L&Rの結果が(だいぶ前に)届いたので詳細のメモです。
平均点なので高得点獲得の参考には全くなりませんが、少しでも初めて受験する方の参考になれば幸いです。

www.iibc-global.org

 

 

 

受験した目的

  • 現状での自分の英語力の確認・今後の指標を立てるため

私が現在英語を勉強する理由は単純に英語配信者(にじEN)の実況配信を少しでも理解できるようになるためだけであって、仕事や学業には全く関係ありません。完全にただの趣味です。
それでも一度くらい受けておいて、自分の現状を把握した方が今後の参考になるかなと思って受験しました。

 

TOEICについて

一般的にいうTOEICは私の受けたL&Rだと思います。

リスニングPart1~4が100問45分、リーディングPart5~7が100問75分のトータル2時間、全200問。
リスニングの問題文は1度しか流れないし、リスニングとリーディングの間に休憩時間はなし。リーディングの時間配分と、2時間保てる集中力が特に大事だと思う。

試験時間が短く、問題数も少ないBridge L&Rというものもある。

TOEIC Bridge Listening & Reading Testsとは|TOEIC Bridge Listening & Reading Tests|【公式】TOEIC Program|IIBC

英検も受けたことないから実力が全くわからない!って方はこちらのほうがが気楽に受けられそう。

受験の流れ

公式サイトでアカウント登録→都合のいい日程・試験会場を選ぶ→受験料を支払う→頑張って勉強→試験当日

全国各地でほぼ毎月やっているので社会人でも受験しやすいのはイイネ。

 

結果

  • リスニング(L):330
  • リーディング(R):305
  • トータル(T):635

TOEICはL、Rともに495点満点、T990点満点です。※5点刻み
今回の平均スコアはL:341.3、R:279.3、T:620.7なので、ほぼ平均点でした。
事前に自分で受けた過去問も630くらいだったので、上振れも下振れも無くちょうどこれくらいの実力みたいです。

スコア自体はオンラインで受験後2週間ほどで確認できますが、1か月後にはより詳細が記載されている公式認定証が自宅に届きます。

 

使用した主なテキスト・アプリなど

中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく

昔から文法が弱い自覚はめちゃくちゃあったのでこれだけはちゃんとやった。
これのおかげで他の参考書や解説文を読んでもだいぶ理解ができるようになった。
1周しかやってないので2周目以降もやるべきだと思う。

 

金フレ

言わずもがな。TOEIC受験生の9割くらいは使ってそうな単語帳。
とりあえず買ったはいいけども最初の600点レベルに載っている400語さえ半分ちょいしか覚えてない気がする。でも860点クラスや990点クラスの単語の中にも知ってる単語がちょっとあったりする。ふしぎ。
アプリ版もあるのでそっちも買って隙間時間にリスニング、単語の書き取りをやった。

 

公式問題集

毎年10月頃に最新のものが出るので買うタイミングに注意。
私は去年買ったまま積んでいたものがあったので1年古い問題集を使った。
使ったといっても本番直前の朝に1回解いただけなのでほぼ使ってないも同然。
試験から逃げてそういうことするからダメなんだよな~。

 

abceed

www.abceed.com

さまざまな英語教材、映画やドラマから英語が学習できるスマホアプリ。
TOEICのオンライン模試が充実しており、全30問の気楽な模試から本番想定の200問模試まで受験できる。
本番1か月前に2,700円の1か月プランにだけ課金して、隙間時間に単語帳や30~50問模試をやった。

 

文法特急

abceedでPart5,6の文法問題の弱さが浮き彫りになったので購入した。
周回はしなかったけど、これのおかげで苦手だったPart5,6の問題がだいぶスコアアップしたと思う。
各例題ごとに解き方の方針や解説が載っているので流し読みするだけでも効果があった。

 

Studyplus

www.studyplus.jp

勉強時間や使用テキストの記録アプリ。
毎日の勉強や資格試験におすすめ。TOEIC終わった後もずっと使ってる。

週あたりの勉強時間の目標を立ててちまちま記録した。
大体5時間/週くらいに設定して、毎週目標よりやや上回るくらいで自己肯定感を上げた。
あと試験日までの残り日数を登録できるので、カウントダウンのウィジェットスマホのホーム画面に置いていた。試験当日1週間前あたりから急速にやる気が無くなってカウントダウンの数字を見るのも嫌になったけど。
別にStudyplusに限らず他のアプリでもスタディープランナーでもいいと思う。でもウィジェットをホーム画面に設定できるのは魅力的。

 

Duolingo

ja.duolingo.com

5月半ばから毎日やってる。これを書いてる時点では134日目。
正直TOEICには全く役立たないけど、今日はダルくてTOEIC対策とかやりたくないわ~って日にもこれだけはやっていたのでなんだかんだモチベ維持にはつながったと思う。

↑2か月間毎日真面目に勉強してるように見えるが、1/3はDuolingoでごまかされている。

反省点など

以下は受験直後のメモから抜粋。

  • Part3*1の途中から集中力が切れてくるので注意、事前に過去問などで慣れておく
  • わからない問題には固執しない*2
  • Part7はまず問題文と選択肢を読む
  • 毎日英語を聞いて耳を慣らしておく
  • 当日までの体調管理に気を付ける
  • 前日はしっかり寝ること!

今回については間違いなく過去問もっとやっとけば良かったよね、が第一の反省点です。
2時間200問を自主的にやるのってだるいよ~って思って尻込みしてたので1回しか通して解いてないんですけど、意外と面白い問題文もあるのであまり気後れせずに早めに過去問をやるべき!(そりゃあそう)
良かった点はちゃんと全問マークつけることができたこと。時間切れで終盤の問題はマークすらできなかった!が一番最悪なので。

あと受験会場が専門学校の講堂だったのでめちゃくちゃお尻が痛かったんですけど、折り畳み座布団とか持って行ってもいいのか気になる。

 

次の受験

正直ここ2か月は全然英語をやっていないので、次に受けるとしたら早くても年明けかなと思っています。
一度受験して、TOEICは短期間に何度も受験しても成績が伸びるものではないなと思ったので、今年中の受験はまずないです。
今は転職と簿記3級の方が優先順位が高いので、その2つが片付いたらまた英語に本腰入れようかな~と思います。
当面の間はのんびりDuolingoと学びなおし英会話だけやる予定。もちろんその間もENの配信はみるけど。

 


以下はちょっと長くなるので読み飛ばしてOK。ただの個人的なメモです。

 

詳細な結果と分析

TOEICには公式ページにレベル別評価の一覧表があり、スコアごとに長所・短所の傾向が載っています。

レベル別評価の一覧表|TOEIC Listening & Reading Test|【公式】TOEIC Program|IIBC

※この評価は長所のみ公式認定証にも記載されています。

以下は私の獲得したスコア帯について、それぞれの弱点を引用しています。

 

リスニング

  • 短い会話において、応答が間接的だったり、簡単に予測できないとき、もしくは語彙が難しいときは、話の主旨、目的、基本的な文脈の理解が困難である。
  • 長い聴解文において、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があるとき、もしくは難しい語彙が使用されるときは、話の主旨、目的、基本的な文脈が理解できない。
  • 短い会話において、構文が複雑なときや、難しい語彙が使われている場合は、話の詳細が理解できない。否定構文が使用されるときは、詳細が理解できないことが多い。
  • 長い聴解文において、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があるとき、もしくは情報が繰り返されないときは、話の詳細が理解できない。言い換えられた情報、または難しい文法的な構造はほとんど理解できない。

リーディング

  • 言い換え、または情報の関連付けが必要な推測ができない。
  • 事実に基づく情報を、難しい語彙を使用して言い換えた場合は、理解する能力は非常に限られている。解答するときは、問題に使用されているのと同じ単語や句を文章の中から探すことに頼ることが多い。
  • 二つ以上の文にわたって情報を関連付けることができないことが多い。
  • 難しい語彙、よく使用される単語の例外的な意味、または慣用句的な使い方が理解できない。似たような意味で使われる複数の単語は区別できないことが多い。
  • より難しい、複雑な、またはあまり使用されない文法構造が理解できない。

 

あと公式認定証に記載されているAbilities Measured(項目別正答率)です。
※( )内は平均正答率

リスニング

  • 短い会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる:69%(69%)
  • 長めの会話、アナウンス、ナレーションなどの中で明確に述べられている情報をもとに要点、目的、基本的な文脈を推測できる:65%(63%)
  • 短い会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる:87%(78%)
  • 長めの会話、アナウンス、ナレーションなどにおいて詳細が理解できる:61%(64%)
  • フレーズや文から話し手の目的や暗示されている意味が理解できる:67%(59%)

リーディング

  • 文書の中の情報をもとに推測できる:73%(51%)
  • 文章の中の具体的な情報をみつけて理解できる:62%(56%)
  • ひとつの文書の中でまたは複数の文書間でちりばめられた情報を関連付けることができる:60%(48%)
  • 語彙が理解できる:52%(61%)
  • 文法が理解できる:55%(69%)

この項目別正答率の表は自分の弱点が明確になって凄くいいと思いました。
やっぱり語彙と文法がネックのようです。自覚はある。もう1回中学文法やり直しつつ語彙力強化していきたいですね…。

*1:リスニングの後半

*2:特にPart5は1問あたり10~15秒で解かないと時間が足りない