spiral staircase

趣味の備忘録

本棚の写真を撮ったら汚すぎたので週末に片づけようと思った

今週のお題「本棚の中身」

 

タイトルのとおりです。今週末のやることが決まりました…。

見てのとおり文庫・新書・漫画・画集・CD・Blu-ray Discなどが適当に突っ込まれています。
客観的にみるとあまりにも汚くてちょっとこれは……と思いましたのでモノクロにさせてください。でも戒めのために貼っておきます。

 

本の話題については最近この辺りのエントリーで書いたのですが、

period600.hatenablog.com

period600.hatenablog.com


今週のお題が楽しそうだったので書いてみました。

 

 

現在の私の本棚は小さめのものにしているので入っているモノの数は少ないのですが、お気に入りをいくつか載せていきます。

 

※普段こういった公式のお題に沿って記事を書いたことがないので、仕様があまりわかっていませんがご容赦ください。

 

 

ミステリーオタクではないのですが、江戸川乱歩は独特の湿っぽい雰囲気が好きで結構集めています。
『孤島の鬼』は乱歩の長編作品の中で最高傑作とも名高い作品です。
私の中での江戸川乱歩のイメージは”時代を先取りしすぎたド変態作家”で、『孤島の鬼』はその変態の極みとも言える作品です。
乱歩の作品は生理的嫌悪感を覚える描写も多々あるのですが、変態でありながら上品さを併せ持つ文章を書くのでなぜか惹き付けられてしまいます。特にこの作品の後半の展開はページをめくる手が止まりません。
余談ですが創元推理文庫の乱歩傑作選は全20巻の背表紙が繋がっています(昔のジャンプコミックスみたいな感じ)。
いつか揃えたいな~とは思っているのですが。

 

コロナで海外旅行どころか国内旅行にすら気安く行けない日々が続いていた2021年の夏、無性に旅行記が読みたくなって購入しました。
キューバ・モンゴル・アイスランドの3国の旅行記
口絵のカラー写真だけでなく文中にもモノクロ写真が入っているので読んでいるとちょっと旅行気分が味わえます。
普段あまりテレビを見ないので、オードリーの若林さんについては『激レアさんを連れてきた。』でラベリングしてる人くらいの認識しかありません。
文章がとても上手で読みやすくて、芸人さんならではの面白さもあって良い意味で裏切られた本でした。

 

地元のジュンク堂でおすすめ棚に置かれていたのでなんとなく買ってみた本でしたが、とても面白くて勉強になりました。
砂糖という貿易商品を通して大航海時代産業革命までの流れが解説されており、プランテーションとか三角貿易とか、単語自体は記憶にあるけど具体的にどういうものだったのかすっかり忘れていた物事が「なるほどそういうことだったのね」、とすんなり理解できました。
家ではほぼ紅茶を飲んで過ごしているので(カルディに行くたびにジャンナッツの50個パックを買っている人間です)、読み終わったあとは何とも言えない気分になりました。
レーベル名にはジュニアとありますが、大人でも読み応えのあるもの・勉強になるものが多くて面白いので岩波ジュニア新書は好きです。

 

今の本棚に紙の漫画はほぼ入っていないのですがこれだけは別です。
といっても半分以上は実家に置いているのですが。
連載再開する度に「今どこで止まってたんだっけ」と読み直すので直近10巻ほどを手元に置いています。
読み直すたびに「なんだこの漫画おもしれえ」ってなります。毎回そうなってる気がする。
最近冨樫先生がTwitterを始めたようですが、近々連載が再開するということなのでしょうか。楽しみです。

 

絵は見るのも描くのも好きなので美術館はよく行きますし、浮世絵は時代を問わず好きです。
川瀬巴水は大正~昭和にかけて活躍した近代浮世絵・新版画の第一人者です。
上の表紙を見ればわかるように緻密な作画と美しいグラデーションが魅力です。
日本各地を取材で回った人物なので、地元の風景や自分が旅先で見たものと同じ風景が描かれている作品があるのが面白い。
今年のはじめには地元美術館に展覧会が回ってきたので、今まで見たことのなかった作品を沢山見れました。

 

最近購入したBlu-rayの中で一番衝撃を受けた作品です。
アンドリュー・ロイド・ウェバー版『オペラ座の怪人』の25周年記念として2011年にロンドンで公演されたミュージカルのBlu-ray版なのですが、あまりのステージの豪華さに度肝を抜かれました。
当然かもしれないけどキャストが全員歌うっっっっめえのなんの。
Amazonで1000円くらいで売ってます。マジでおすすめです。

 

Heaven & Hell

Heaven & Hell

Amazon

またBlack Sabbathかよって思われそうですが、今まさにこのアルバムを聞きながらこの記事を書いているので貼っておきます。
デビューアルバムの『黒い安息日』から10年後、オジーoutディオinした時代の最初のアルバム。
『黒い安息日』とは全く雰囲気が異なるので、本当に同じバンドか?と疑いたくもなりますがこの『Heaven&Hell』も名盤中の名盤です。
「カッコイイ曲ってのはこうやって作るんだぜ」と言わんばかりのカッコイイ曲まみれです。捨て曲がない。

 

 

 

特に本とBlu-rayは毎年モリモリ増えていくので本棚もだいぶ手狭になってきています。
というかもうパンパンです。入りません。最近はCDだけ別の棚に移動中です。
電子書籍やサブスクも便利で活用しまくってますが、やっぱり紙の本や物体としてのCD・Blu-rayも好きなので捨てがたいです。
所有欲が満たされるのがいいですね。